侵食ゲームパラだいす

ゲームに溺れるアラサーの暇つぶし

2024年はブログでもやってみる

ブログを始めるにあたって、まず自分のゲーム人生を振り返ってみようと思います。
親にはめちゃくちゃ迷惑かけたので思い返すのは恥ずかしいですけど。




15歳~19歳まではFPSにどっぷりでしたね。同じゲームを4年。その間にかつての友人たちが俳優になるって言って上京したり、素敵な女性と知り合って恋愛したりする中で俺だけは変わらずゲームばっかりやってました。


やっば


大分やばいんですけど、今はこう思ってます。
所詮僕という人間はそんなもんだった
って。もしゲームがなくても、たぶんそんなもんでしたね。


高校の頃は時給680円の地下労働みたいなバイトを3年間続けながら、給料をパソコン周りの環境に投資しまくってました。どうやったらFPSで強くなれるのかを模索し続けてました。
総額については考えないようにしてます。
今思えば楽しかったですけど、当時はいろいろと焦ってた気もします。
「こんな自分だから、せめてゲームくらいは強くならないと」
なんて間違ったふうにも思ってましたね。


15歳~18歳はそんな感じで過ぎたのですが、19歳で結構まずい事になります。


「強くなるためにはもっと練習が必要だ」
と考えた僕は、1日4時間睡眠で学校以外の時間を全てFPSに捧げます。
周りのFPS仲間と競い合うようになって、互いの常識がどんどんおかしくなっていったのを覚えています。毎日2時間やるだけでもすごかったのが、8時間やらないと怠惰だ、みたいになっていったり。どれだけ狂えるか、というのを競うノリも出来上がってましたね。


結果どうなったか。


メンタルが限界を迎え、全てから飛びました


ある朝学校に行こうと思って車に乗ったんですけど、いつもなら右折するべき道路をなぜか左折しちゃったんですよね。「やばい戻らなきゃ」って思うんですけど、前に進み続けるのを止められなかった。そして全てがどうでも良くなってしまいました。
たぶん、ずっとギリギリの状態だったんだと思います。


そして留年しました


人生最大の汚点。ただこれでようやく正気に戻れた。
無理のない範囲でゲームをプレイするようになりました。


その後なんとか卒業・就職ができて、気が付けばもう出世の話がではじめる頃になってきました。そういえば就職してからFPSは辞めましたね。
いや~・・・
取り返しのつく年齢で失敗できて良かった。
というか、変な話自ら命を絶つみたいな方向の病みにならなくて良かった。
友達にそうなっちゃった人、本当にいるからな~。




FPSを辞め、就職してしばらくは何をやっていいかわかりませんでした。


それで若干落ち込むんですけど、救いを求めてなんとなく手に取った本に
俺はネガティブの入る隙がなくなるほど何かに没頭する
みたいな考え方が書かれてて、それ面白いなと思ってから色んな本を読むようになりました。読書は苦手なので、読んでる間は結構頭がいっぱいいっぱいで、それをネガティブの入る隙がない状態と言えばそうなんだろうなと思って。
将棋AIの本、ロックミュージシャンの伝説をまとめた本、脳科学の本と、ジャンルを無差別に手に取りまくってはノートにまとめる・・・という事を繰り返している内に、なんとなくそれ自体が楽しくなってきたんですよね。


ある時「ゲームでこれをやったらもっと楽しいんじゃない?」と思って、これまでの人生で触ったことのない『ストーリーのあるゲーム』に手を出してみました。


それがテイルズオブヴェスペリアでした。


なんでこのゲームだったかというと、Steamで500円ぐらいで売ってたからです。
RPGを全然やったことがなかったので「本当に面白いのか?」と疑ってたんですよ。だから失敗してもダメージが少ないようにと、セール中のこの作品を買ったんですよね。


運命の出会いでした


大袈裟な書き方かもしれませんけど、このゲームに出会って以来いろんなゲームを数珠繋ぎにやってきて、ずっと楽しいですね。


「RPGってこんなにストーリーちゃんとしてるの?」
っていう衝撃。結局500円を80時間プレイしまして、ラストを迎えた時は号泣しました。




その後にプレイしたのが龍が如く7

「ドラマや映画でもここまで面白いストーリーはなくない?」
って思ったくらい面白かったですね。
実際ストーリーは優れていると思いますけど、今では自分の手で動かしたキャラのストーリーだからここまで面白く感じられるんだろうな~とも思ってます。


それがゲームの素晴らしい部分だと思いますね。
没入感が段違い。
一回街を歩いてて、人にぶつかった時に「あ、すいません」って言っちゃった事があるくらい没入してましたね。
ヤクザの主人公が若頭の代わりに刑務所に18年入って、出てきたら何もかもが変わっていた・・・っていう設定からしてもう、ワクワクする。


18年が経ち、暴対法によってヤクザそのものの在り方が変わった世の中。いきなり、尊敬していた組長の裏切りによって所属していた組織は関西の組織に支配されているって話を聞かされるんですよ。
「あの義理人情に厚い組長が、そんな事をするわけがない!」
といってその謎を組長に問いただしに東京にいくんですけど、そこで撃たれてしまって気が付けば横浜のゴミ捨て場で目を覚ますんですよ。



なんで組長は俺を撃った?
なんで俺は撃たれたのに生きている?
なんであの人は裏切って関西の組織についた?
なんで俺は横浜に捨てられた?


っていう色んな謎が、全然関係がないように見える横浜の地の問題から繋がって解き明かされていくっていうストーリーがね


神です


これは誰に薦めても恥ずかしくない、最高の作品ですよ。
ゲーム部分も面白い。再現された横浜の町を自由に歩き回れて、実在する飲食店に入って仲間と食事ができるのも夢みたいだった。サブクエも豊富だし、地下にダンジョンがあるとか会社経営をするとか、キャバ嬢がシャンパン振って戦うとか、エンタメ要素も満載。


いやー
来月龍が如く8が発売ですよ。続編ですよ続編。
絶対買いますよ。


主人公も続投らしくて、発表された時は超嬉しかったですね。
この主人公がまた情に厚くて良いキャラしてるんですよ。
新作が楽しみですねー。




その次は、「もっとストーリーに極振りしたゲームもやってみるか?」と思って
ATRIを選びました。

かなり毛色が違うゲームなんですけど、ネットで調べたら評価が高かったので。


あんまりゲームを知らないから評価をあてに買うしかないのは言い訳させてください。


これは超泣きましたね。来年にアニメ化するそうなんで、楽しみです。上手くアニメ化すれば大ヒットするんじゃないかなーと思います。




その後にプレイしたのがWitcher3

これは申し訳ない。


合わなかった


んー。ここで
「洋ゲーのストーリーは自分に向いてないかも」
って思いましたね。


めっちゃくちゃ評価が高いゲームだし、確かに作り込みはすごいなーと思ったんですけど、どうも好みが合いませんでした。
サブクエも話だけみたら面白いんですけど、なんかこう、キャラと自分との間に距離を感じてしまって真剣に入り込めなかったです。人物像に馴染みがないのが原因かなぁ。
和ゲーが廃れたら、自分はゲームから離れてしまうかもなーと思って少し怖くなった作品でした。




まぁ一旦こんなもんですかねー。
ジャッジアイズやってきます。